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なぜ安い?アイフルホームの秘密と口コミ

2019年08月30日

アイフルホームはフランチャイズ経営をしているハウスメーカーで、運営は株式会社LIXIL住宅研究所が行っています。リクシルグループのメーカーであるため、キッチンやバス、トイレなどの設備を安く揃えることができるのが魅力です。家具はカスタマイズ可能ですが、グループ以外のものを導入したいという場合価格が上がってしまうので注意しなければなりません。

ローコストハウスメーカーの場合、価格の安さから耐久性などの安全性に不安があるかたもいらっしゃるでしょう。しかし、安全性も考えられた構造で作られていてテクノスター金物を採用し地震に強い家作りがされています。地震が建物を倒壊させる原因には、柱などの接合部が揺れによって抜けてしまうことが挙げられます。テクノスター金物は、この接合部の強度を高めるため建物全体の耐震性を上げることが可能です。いくら耐震性に優れたものであっても経年劣化が激しい場合には安心感はありませんが、このテクノスター金物は耐用年数として110年が基準になっています。経年劣化の激しい部材が使われていないため、耐久性としては安心と言えるでしょう。

その他アイフルホームの特徴は、メーターモジュールが採用されていることです。モジュールとは設計の基準となる規格寸法の単位ですが、メーターモジュールの他には尺モジュールという設計があります。メーターモジュールは1000mmが基準に作られていますが、尺モジュールは910mmが基準になります。わずか9cmの差と思われることもありますが、これは柱から柱までの距離であるため壁などが加わるとメーターモジュールを採用しているほうが広々とした作りに感じられます。ただし、広々としているのはメリットですが、カスタマイズ可能な間取りに制限が出てくるというのはデメリットです。

安いからといって、経年劣化が激しい部材が使われるような安全性に問題があるわけではありません。アイフルホームはフランチャイズ展開をしているため、対応に地域差があるという口コミや社員との相性で印象が悪くなったという口コミがありました。

アイフルホームという看板でも、リクシルグループとして運営しているのは地元です。商品である部材などはアイフルホームで統一されていますが、アフターメンテナンスやトラブル時の対応などの保証に地域差があるという口コミもありました。フランチャイズ展開をしているハウスメーカーは他にもあり、これによって低価格を実現できているという特徴もあります。フランチャイズが悪いというわけではなく、実際に契約をする際はその店舗との契約内容をよく確認しましょう。特にトラブル時の対応はどこまでが無償で保証されているか、有償となる保証は何かなど重要なので十分にチェックしておきましょう。家を建てるときの金額は安いとしても、保証が不十分だと今後の負担が大きくなってしまいます。