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意外と知らない?断熱材の重要な役割

2019年06月18日
色々なマンション

断熱材と聞くと断熱性を高める役割だけと思われがちですが、意外と知られていない役割を持っています。そもそも、建物の断熱性とは家の中と外の熱移動を遮断することで外気温が室内に伝わりにくくすることです。これには熱が伝わりにくい断熱効果の高い素材を隙間なく施工して気密性が高い状態を作らなければなりません。気密性が高い状態を作ることで家の中の快適性を高め、夏は暑くなく冬は寒くない状態を実現できるのです。そして、湿気を含んだ空気の影響も受けにくくなるため、湿気が少なくなっている状態も保てます。

断熱効果が高いということは外からの熱が伝わりにくく、湿気が少なくなっている状態は冷暖房で調節する温度差が少ないということです。そして、気密性が高いということは、その快適な空気が逃げにくい状態ということであるため、冷暖房の効果が高くなり光熱費を下げることができます。

断熱材はこのように快適な空間作りに役に立っていますが、断熱効果が高い空間は冷暖房の効果を上げ光熱費を下げること以外にもあります。それは、家の寿命か延びることやヒートショックを防ぐこと、換気の効率を上げることなどです。

家の寿命が延びるというのは、断熱性と気密性が高められることで結露の発生を防ぐことができるからです。外気の温度が伝わりにくい状態は、結露が発生しにくくなります。家の中は強度が必要ない場所は薄い板が使われますが、このような場所は結露によりダメージを受けます。結露によって受けるダメージを防ぐことができるので、断熱材によって家の寿命が延びると言えるのです。また、結露はダニやカビの原因にもなりますが、これはアレルギーの原因になります。

ヒートショックとは建物内の温度差により血圧が大きく変動し身体へ悪影響を及ぼすことで、失神することや心筋梗塞、脳梗塞を引き起こします。断熱材は結露によるアレルギーだけではなく、このような健康への悪影響も防いでくれるのです。

気密性が高いと換気がしにくいと思われる方もいらっしゃるのですが、最近の住宅は24時間換気システムが導入されています。この場合、隙間風であちこちから空気が出たり入ったりしてしまうより、気密性が高い方が空気の流れをきちんと作り出すことができるため換気の効率が上がります。

断熱材の役割は幅広く、家作りでは重要です。注文住宅を建てる時はどのような素材が使われているか、どのような施工方法で設置されているかよく確認しておきましょう。